昨日の続き
メジロという鳥は一羽で飼っても仕方が無い
と言うのは複数羽で競うように囀り合う
なので飼う人は百羽とか相当数飼っていた。
なのでもともと一世帯に一羽のみ飼育を認めるということが
土台無理な話である。
私が中学生時分に、知り合いにメジロを飼育している人がいて
「おんちゃん今年は何羽落とした」
(メジロを捕獲することをメジロを落とすという)
「今年は600羽ばぁおといたろーかのー」
「おんちゃん600羽ち・・・・」
と言うのを聞いて驚いた事を思い出す
(もちろん密猟である・・・)
彼曰く
「えい鳥は百羽に一羽おるかどうかぜよ」
と言う事は600羽で六羽いるかいないかと言う事である。
だめな鳥は全部放鳥するらしい。
全部焼き鳥にでもするのなら可哀想だが放鳥である
さてメジロの飼育に話は戻りメジロの捕獲の時期は
ちょうど愛鳥週間あたりでゴールデンウイークから6月いっぱいです。
立ち仔(たちこ)と言って巣立ったばかりの鳥を飼わないとものにならない
「子飼い」の語源になっていると思う。親から飼育することを荒鳥と言って
思い通りの鳥にはならない、鶯などは荒鳥で飼育してもいいこともあるが
これも鳴き方を教えることができないので思い通りの鳥には仕上がらない
メジロも鶯も鳥は雄しか囀らない、いい鳥は止まり木に止まっても
まっすぐに立って胸の黄色も鮮やかで長い。
つづく