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なんで名前がbakuなんですかとよく聞かれるのでbaku由来をお話します
時は昭和から平成に変わろうかと言う頃、はいバブルの頃です
私が20歳頃の事です。当時千葉県柏市に住んでいて工作機械メーカーの営業マンを
しておりました 時はバブル、数千万単位の工作機械をすぐに持って来てくれ
と言う電話がかかって来ていました。 それをいいことに仕事など目もくれず
私は茨城県古河市にある古美術店に入り浸っていました
その店は東京の湯島に本店のあるF古美術店でした
そこの店主の奥さんは当時70歳位で大変粋な女性でした
日本髪に作務衣姿、狆の柄の象嵌の入ったキセルで刻みタバコをのんでいました
藍染め保存会の会長さんをやっていたと記憶しています
私が高知出身と聞くと 「藍染めの本場ね」と言われましたが当時の私は
藍染めがよくわからず 「なんですそれ?」と言うと
それはそれは立派な 獏の図柄の筒描を見せてくれました
もちろん私は一目ぼれしました
悪夢を喰う獏、嫁入りの寝具に使われていたのもわかります。
「これはいくらですか」
「売り物ではないけど、もし売るなら50万ね」
と言われました もちろん当時の給料の数か月分で買えるわけもありません
「おばちゃん もし僕が骨董屋やる時は 古美術獏にするんでその筒描を看板にするんで
その時はプレゼントしてね」と言いました。
「もちろん」と彼女が言ったかどうかは忘れましたが・・・
そのとき将来 骨董屋するなら 古美術獏にしようと決めていました
私が会社を辞め高知に帰って来るときには70歳のおばさんと涙・・・涙・・・の別れ・・・
最後に私は甲州印伝のトンボ(勝ち虫)の柄のめがねケースをプレゼント
とんぼが勝ち虫なのは彼女に教えてもらいました。
彼女からは私にメンズのミンクの毛皮のコート(これを着るとまるで暴力団!!)と
大島紬のアンサンブルを頂きました。
あれから幾星霜・・・
古美術 骨董 古伊万里や鑑賞陶器 から 古道具に呼び名は変わり昭和の木製品や
ブリキ アルミなどの物が中心となり
好々爺の集う古美術店は少なくなり、若い女性達が集う古道具店になり
私も時代の移り変わりとともに
古美術獏 → 古道具 baku とすることにして6月にオープンいたしました
そんなこんなで 古道具 bakuにしましたこれからもよろしくお願いします。
photo bay tomo
昨日こんな薬瓶も入荷しています。